続・実家帰省中
兄貴の新居に行ってきました。
合理主義者らしい兄貴の家。無骨で四角い無駄のない家。
内装などはどちらかというと奥さん側の希望が強く出ていた印象。しかし、見かけの皮を剥げば、空調やら配線やら機能面は兄貴の几帳面な人間性が隠れている、そんな家だと感じました。
当人もやっとできた新居に感慨深いものがあるのか、しきりに高い金払った甲斐があったと言っており、その皮肉めいた言い方も兄貴なりの嬉しさの吐露であると弟は分かっていますので、ただ一言良かったねと伝えたら頷いておりました。
そんな兄貴の家の見学中、私にとってはもう一つ嬉しい誤算がありました。
家に住む当人達は施工不良があってはいけないと、当然家の中を隅々まで物色するのですが、そんな退屈に耐えられないのが兄貴の子供。
そこに住むことになる子供にとっても興味深くはあったらしく、楽しそうに家の中を走り回り階段昇降を繰り返す5歳児を、ひたすら追いましわていました。
秘密基地だと言いながら押し入れに隠れ、カーテンに反射した太陽光が天井に映る色が綺麗なんだよという子供目線の感性に感心しつつ、いつまでも疲れ知らずな子供にびっくりしていました。
実は兄貴の子供と会うのはおそらく数年ぶり。
向こうは私のことなんて覚えてもいないでしょうから、今回がある意味初めまして。
そんな中、懐いてくれたらしくキャッキャと笑う姿には思わずほっこりするものがあり、子供も悪くないと思う収穫日でした。
2022/5/1