人は、なぜ人をカテゴライズするのか。
皆さんは日々の生活の中で、『あー、この人とは性格が合わないな』などと感じる人と出会いませんか?
私は初めましての人に出会う度、性格の良し悪しから仕事の真面目不真面目に至るまで、自分の脳内データベースへカテゴライズして登録する癖がついてしまっているのですが、勝手に他人を決めつけるこの行為に対して疑念も抱いていました。
『勝手に自分の中でカテゴライズしてるけど、もしかして自分って性格悪い?』
『そもそも、何のために人をカテゴライズしてるんだ?』
と。
なまじ多くの人の関わってきたので、自分の中のカテゴライズ精度には自信があるのですが、これは性格的に大丈夫なのかと不安になったわけです。
そんなわけで調べていると、googleのサジェストに『人間 カテゴライズ』で記事が出てきました。
【第5回】なぜ、人は人を分類したがるの!? | ほとんど0円大学
※ ジェンダーや人種を専門に扱われているらしいです。今回の記事以外の箇所は割愛させて頂きましたが、非常に参考になりましたので、皆さんもお暇なときに是非。
なぜ人がカテゴライズしたがるのか。
結論: 『情報を整理して理解するため』
『分類して行動を予測するため』
人は理解不明なものに対して、不安を抱く性質があるので、不安を軽減するために自分の知っているカテゴリーに落とし込もうとする癖があるんですね。
また、行動を予測するためというのも理解できますね。○○タイプと判断した人間が、どんなことを好んでどんなことを苦手にするかを、私たちは幼少の頃から経験を重ねて地雷を踏まないように生きる術を学んできますから。
暴論を言ってしまえば、『なんで報告してこないんだ!』とか、『なんでそんなことも分からないんだ!』みたいな、感情型の邪知暴虐な上司もある種カテゴライズが影響してますよね。
行動が予測できない部下を、自分が把握できるカテゴリーに落とし込もうとする。その手段が部下を怒っての矯正なので最悪ですが。
私もカテゴライズはしますが、自分の意見を他人に落とし込まないようには心底気を付けています。
それは心の師匠、バナナマンの設楽統のセリフがあるからです。
『怒るっていうことは、自分の知っている(事柄)には「これですよ」っていう(助言ができるけど)、経験値がない時は人って怒るんだって。』
↓ これは本当のリンクの記事を読んで欲しい。ためになるし、よくわかります。
あとみんな、バナナマン好きになって。結構好きな人多いけど。サンドウィッチマンも好きだよ。
私は、これはカテゴライズの話とも共通項があると思っています。
自分の経験が無い人(カテゴリーが無い)に対しては、理解が出来るまで、『ああ、こんな人も居るんだ』と理解に努めるようにします。そうでなきゃ、喧嘩になりますよね。
だから年々、他人のことで怒ることが減りましたね。理解できない人が減った、あるいは理解出来ない人も居るというカテゴリーを作れたことが大きいかな...笑
長くなりましたが、人をカテゴライズするっていうのは、おかしくないということが分かりました。やっぱり大学教授などの科学的根拠があると、安心感に厚みがありますね。
2022/4/25