日記 #4
原作を読んだこともなければ、映画を見たわけでもない。
この言葉の一番好きな部分は日本語訳。
『たがためにかねはなる』
『誰』という言葉を、『た』と読む美しさ。
国語力という括りなのか、言語を勉強する際にありがちな助詞や修飾語という文法用語。
文法と聞くだけで鳥肌が立ち、吐き気を催すほどに苦手な勉強だった。
にも関わらず、『誰』を『た』と読ませるような、そんな美しい言葉が他にあるのではないかと思うと、勉強はしたくはないが誰か教えてほしいと思う。
辞典とかあるのだろうか?それとも美しい日本語集のような、誰が買うかもわからない書籍が出版されていたりするのだろうか?
たぶん、ありそう。というか、あった。
読んでみたいな。時間が無いな。
こういのっていつ読むんだ?老後?寝る前?
You Tube見てないでこういの読むべきか?
でも時代の流れにはあってない。感性は磨かれるけど、若者言葉も好きではある。
小学生が「えっぐぅ」とか崩れた言葉使うのも時代の流れだとは思うし、正直おもしろい。
だけど綺麗な言葉をつかえる中年も憧れる。
TPOってやつが、この世でいっちゃん難しい。
2022/4/20