Fool on the planet

日記とか趣味、見た映画の感想置き場

#10 MEG ザ・モンスター(字幕)

 

 

 心臓の弱い方はご用心。これでもかと、二時間たっぷりと心臓を傷めつけてくれます。

 

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 ホラー、ではないですね。パニック映画です。

 

 割と展開は早く進んでくれるので、観ていて飽きることはないです。むしろ、序盤は展開が早すぎて心配になりました。

 

 しかし、その心配も最初の45分くらいまで。これでもかと、もういいよと、畳みかけるようにパニック映画特有のフラグが襲ってきます。終わるころには満腹です。

 若くはない私の心臓は痛くなりました。

 

 

 前予告では、ジェイソン・ステイサムが如何にサメを殺す話かと思いましたが、そんなことは無く、どうにもならない圧倒的強者として、絶望感を振りまいてくれました。

 まあ、細部となるとツッコミどころもあるのですが、そこは目を瞑るのが正しいかと。

 

 

 こちらも、最近多い中国資本の映画でしたね。それがジェイソン・ステイサムのような外国俳優を起用するものですから、時代は変わりましたね。面白い試みだと思います。

 

 映画製作事体は、監督とかのキャストを見る限り、アメリカで行われたのでしょう。

 映像の質感が見慣れた洋画の感触で粗が少ないです。

 

 その点でいえば、同じ中国資本でもグレート・ウォールなどは技術的な面で粗さが目立ちました。CGの綺麗さはありましたが細かい所のCGが潰れていたり、引きの画だと粗さが目だったりと。しかし、日本のCG技術に比べたら遥か高みですけどね。

 

 そんなわけで、映像的にも楽しめるMEG ザ・モンスター。

 

 

 お約束の、強いジェイソン・ステイサムも忘れておりません。むしろ、後半は彼の独壇場。お楽しみに、と。

 

 

 

 蛇足

 

 パニック映画って、どこまで含むんですかね?エイリアンとかも、あれはSFなのかパニック物なのか難しい所ですよね。この手の映画は、ユニバーサルなどでアトラクションにしても楽しそうですよね。エイリアンとかもアトラクションにならないかな。

 でも、このMEGはオリジナルではなく、実在したとされるサメですから、商品化というかキャラクター化は難しそうですね。特に、ユニバにはすでにジョーズいますし。

 そのうち、ジョーズVSメガロドンとかやるんですかね?面白そうではありますが。